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【PHASE-46 真実の歌】感想

機動戦士ガンダムSEED DESTINY 46話「真実の歌」の感想です。
この話数は結構面白かったので、実は放映の次の日には感想を書き終わっていました。しかし記事のアップはこんな時期になってしまったorz

久しぶりに言わせてください・・・キラファンの方、読むの禁止!
■キラむかつく!
今までの私の考え方は「キラの考えも全てにおいて正しいわけではないけど、そういう風な考え方もあるかな」という立場でした。まぁ、それが絶対正義とされている描写はどうかなとは思っていましたが。
ちなみに、シンに対しても同じ考えでしたが、シンとキラ、二人の考え方のうちシンの考え方のほうが私は共感できる、という感じでしょうか。
しかし、今回のキラの言葉には、正直幻滅しました。

アスランに「あの時は正直驚いたよ。お前がシンにやられるとは思ってなかったからな」といわれて、キラのこの言葉。
「ザフトと戦っていいのか迷ってたから」
「カガリだってなんとか逃げ切りたいって思ってて」
このセリフには非常に腹が立ちました。江田島平八のような漢らしさを求める私にとっては、キラの言葉が本心だったとしても照れ隠しだっとしても許せない!とにかく男らしくない!!
実際にはキラがどんなに手抜きをしていたとしても、撃墜されたり、その時に守れなかったものがあるんだから、素直にそれを認めるべきだったと思うんです。そうじゃなかったら、負けて悔しがるとか、奮起するとか、そういう対応が普通はあると思います。例えば、フリーダムを倒すために寝ずにデータを分析したシンのような対応のほうが、私には好ましく感じられます。

この発言って相手を全然認めてないですよね。悔し紛れに言い訳したなら可愛げがあるのですが、「心の底からそう思っている」って感じの顔だったし言い方だった。
相手を認められない人間って言うのはそれ以上成長がないし、相手を認められないということは争いの大きな原因になると考えています。だからキラがそんな言葉を言ったっていうのはかなりショックでした。

言いたいことは山ほどあるのですが・・・とりあえず、今回、自分のキラの評価はぐっと下がりました。そして、こういう性格がスタッフ(監督)にとっての「正義」なんだと判断しました。これは私とは絶対に相容れない考え方。非常に残念です。


■救いのないシンとルナマリアとレイ
議長に「ミネルバは休ませてくれ」といわれたのにも関わらず、射撃訓練をするシンとレイ、そして不安な気持ちのルナマリア。「いいねー。女心だね、うんうん。」などと爺臭いことを考えていたのですが、まだまだ子どものシンはそんなことに気づいてやれず・・・。そしてたくらみ中のレイは、そんな二人を後ろからじっと観察。
いいねいいね。何か事件がありそうで、わくわくするじゃないですか。
中途半端に描写を分散させるより、一つの事柄をしっかり描き切った方が、今よりよほど見ごたえのあるストーリーになると思うんですけどね。あと残り3話じゃ、ミネルバサイドの話を収拾するのは無理でしょうかね。レイは残念ながら死んでしまいそうな運命ですが、シンかルナがあっさりと死んで終わりそうな気がする。
最近、ネタばれは完全にシャットアウトしているのですが、以前はこの二人のうちどちらかが死ぬっていう説も根強くあったと思うのですが、出来ればそうはならず、ミネルバサイドも皆幸せになってほしいなぁー。

30話頃にあったラストのネタとして、「ダークサイドに転向した議長とレイに対し、シンとルナが造反してアークエンジェルに」という説が有力だったように思いますが、そんなストーリーが展開する時間もなさそう。この説も結構面白そうだったんですが。やはり、キラやカガリとシンは和解して終わって欲しいと思います。


■キモいアスラン再び!
SEEDの24話「二人だけの戦争」でも、気持ち悪いほど華麗なフットワークを披露してくれたアスラン。今回も見せてくれましたよ。コーディネーターでも絶対ありえないと思うくらいの素晴らしい動き。
最近はすっかりキラとホモってるアスランですが、女のためなら超人的な動きを見せたり、ミーアやメイリンの回想シーンは下着姿とかばっかりだったり、意外とむっつり系だと思います。
あ、メイリンも地味ながら一生懸命頑張ってましたね。かわいらしかったですよ。

そして、狙われているっていうのに月面コペルニクスで平気でショッピングを楽しむ4人に言いたい。空気嫁と。相変わらず私服は全員微妙。


■ミーアかわいそうだよミーア
ミーアは非常に可哀想でしたね・・・。あれだけ登場の機会があったミーアですが、自分の気持ちを出したのはアスランにむかって言った「自分に出来ることをすればいい」「私はラクスよ」ということ、そして「違う形であなたに会いたかった」という気持ちだけだったように思います。前者2つは、「できないと分かっていたけどしたかったこと、そして後者は「心からの本音」ではないでしょうか。
ミーアはラクスになりきろうとした段階で、本当にアスランのことが好きになったていたと思っています。そして、アスランも「ラクスの偽者」としてではなく、ミーア本人を大切に思って守ろうとしたのではないかと。(石田さんは「ラクスと同じ顔だから」みたいなコメントをしていらっしゃいますが)

「私がラクスよ!」といったミーアに対してラクスが言った言葉が「名が欲しいなら差し上げます」。これって本物になりたくてもなれないことが分かっているミーアにしてみたら、一番残酷な言葉じゃないでしょうか。
前にラクスがアスランに言った言葉も「残酷だ」と書きましたが、キラもラクスも自分で答えを出さない割には、相手に残酷な現実をつきつけるところがあるように思います。ウソでもいいから相手の望む言葉を掛けてあげる、という思いやりも、たまには必要だと思うんですが・・・。

そしてミーアは「あれをしたのもこれをしたのも私。だから私がラクス・クラインよ」みたいなことを言っていましたが、これも正しいのではないかと思います。現に、ザフト兵は、本物のラクスでなくてもその言葉を信じて戦っているんだし。そういう「象徴」がほしいときに姿をくらましている本物のラクスより、辛いときにみんなの支えになっていた偽のラクスのほうが、本当の意味での「ラクス」という象徴だと思うのですが・・・いかがですか?

死ぬときに手渡した写真をみて「明るい、優しいお顔ですわね」とラクス。これもほんとに失礼ですよね。「かわいくない」ってはっきり言っているようなもん。生まれたての赤ちゃんを「かわいいでしょ」見せられて、返す言葉が見つからずに「元気そうですね」って返答しているのと同じレベル。

ミーアの死に様には涙が出そうにはなったのですが、「偽者が本物をかばって死ぬ」という、これ以上ないくらいベタな展開に興ざめした。そして撃たれた時のミーア回りすぎ。
しかも、「一度倒した敵が力を振り絞って最後の一発」という、これまたお決まりのパターン。その後なんの躊躇もせずに撃つくらいだったら、何ではじめからちゃんと仕留めておかなかったのかと小一時間(略。ミーアが死んでしまった悲しさよりも、キラたちが迂闊でなかったら生き延びられたシチュエーションだったのに激しく落ち込みました。
ミーアの「僅かな力でも誰かの役にたちたい」「偽りでもいいからちやほやされたい」という気持ちは、ごく一般的な、普通の感情だと思います。そういうキャラがあっさりと殺された、というのはすごく残念ですよね。

ミーアが死ぬときのカットは、お決まりの平井絵。本当にきれいでしたね。ラクスはあのピンク具合が苦手なのですが、ずっと平井絵だったらラクスを好きになってもいい。


■チョイ役
最近、ザフト一般兵の役でディアッカ役の笹沼さんとかネオ役の子安さんとかが出てきますよね。二人ともとても特長がある声だから、何だか浮いて聞こえるんですよね。
同じくヴィーノ役の小田さんとかヨウラン役の杉田さんとかも端役でよく出てきますが、もう本役での出番が久しくないから、むしろ端役のほうがなじんじゃってたりして。


■今週のジュール隊長
今週もアバンでちょっと出たきり、セリフなし。これで死んだらほんとに怒るよー!あと4話、生き延びてくれ!!

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